SSブログ

紅蘭の中華そば [日記]

山口県下松市(くだまつし)は全国でも数少ない牛骨醤油ラーメン

通称「下松ラーメン」のお店がたくさんある街です。

地元民にとってはこの味が“当たり前、

中華そばと呼んでいます

しかし、他のエリアの方からは“珍しい牛骨醤油ラーメン・ゾーン”として認知されつつあり、

ご当地ラーメン・ファンの間で下松ラーメンという呼び名が広がってきました。

最近では他県からも下松ラーメンを食べに来てブログで紹介する方も増えています



まずは、下松ラーメンの元祖の店「紅蘭」です。

1952年(昭和27年)、JR下松駅南口のロータリー近くに創業したお店です。

最初はこじんまりしたお店でしたが

今は40席以上の大きくてきれいなお店になりました。

場所は近場を2回移動し、写真の店舗で3店目です。

創業の場所は再開発され、今はツインスター下松駅南グリッツァというマンションビルが建っています。


紅蘭は支店展開やのれん分けをしていない、この店のみの営業です。

昼時や土日の夜にはお店の前に行列ができる人気店です。

この店の味が地元民に支持されて、牛骨醤油味のラーメンが下松に定着しました。


これが下松ラーメンの基本中の基本、

紅蘭の中華そば 小(麺1玉)500円です。

通常の普通盛りにあたります。

どんぶりからは下松ラーメン独特のほんのりとした、しかしエッジの利いた良い香りがします。

いわゆる牛骨醤油の香りなのですが、

知らないで食べると牛の存在にはほとんど気が付かないと思います。

地元でも牛骨スープだというのを知らない人は結構多いです。

チャーシューは豚です。

麺はストレートの中太・低加水タイプ。麺自体がスープをよく吸い、

しかもスープに少し粘度があるので味がよく絡まります。



昔の香蘭は脂がもっと多くて味も濃かったように記憶していますが、

今は少しあっさり目になっています。

でもそれは注文する時に「脂多め、麺硬め」のようにお好みで注文できます。


また、下松ラーメンの特徴であるスキヤキのような甘味は

地元産の醤油から来るものと思われますが、

紅蘭の場合はテーブルにある「濃いくちスープ」で調整できます。

これを入れると味がキリっとした濃い味になります。

よくあるラーメンのかえし(スープのタレ)ともちょっと違う代物です。。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

-|マサラとBar ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。